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生成AI時代のブログ投稿について思うこと

技術についてのひとりごと
2026-01-19

生成AIが社会現象になった2022年。

気づけばもう4年も経っちゃってるんですね。

画像生成とか動画生成とか、精度が高まってくAI技術に目がキラキラした感覚は、

新しいおもちゃを見つけた子供みたいな感覚になりましたよね。

でも、物事が合理化して便利になっていくにつれて、なんだかつまらないと感じることも多くなってきました。最近ではアナログ回帰なんて現状も起きてるみたいですね。

「電子書籍より紙の本」

「デジカメよりフィルムカメラ」

「デジタル音源よりカセットテープ」

そんな感じでAI主導の時代だからこそ手触りのあるものに価値が生まれてるそうです。

AIの登場によって変化したブログ市場

私が今書いているブログの市場も、かなり生成AIの影響が大きい分野でした。

ゼロクリックでAIが回答するようになったので、ブログ記事を見ることなく

問題解決してしまうケースが増加し、アクセス数が減ったブロガーも多いんじゃないでしょうか。

米調査会社のガートナーは、

Gartner Predicts Search Engine Volume Will Drop 25% by 2026, Due to AI Chatbots and Other Virtual Agents

2026年には、従来の検索エンジンのボリュームは25%減少し、AIチャットボットやその他の仮想エージェントにシェアを奪われる。

という予測をしています。

検索市場の王様、Google自体もAI Overviewsの導入などでゼロクリック仕様になってきていますし、問題解決系や量産系など、内容に変化をつけにくい分野の記事は、今後どんどん厳しくなっていくのではないでしょうか。

実体験から見える現状

かくいう私の仕事上でも検索需要の低下を実感することがあります。

依頼を受けてWebサイトの分析調査をしてみると、ページを問わず軒並み表示数が2~3割程度減っており、

クリックだけでなくそもそも従来型の検索頻度が減ってきているように思えます。

自然検索の終焉

一つ象徴的な事例を紹介したいと思います。

ピーク時には200万人の読者を持っていたゲームメディア「Retro dodo」は、2023年のGoogleアップデート「ヘルプフルコンテンツアップデート」により、9割近くのアクセスが減少。

Google検索の担当者と面談をして解決策を練ったものの、記事に欠点はなく内容を変える必要がない。

打開策がないという結論に至り、事業縮小をするという決断をした。という事例です。

From retro gaming glory to fighting Google: The journey of Brandon Saltalamacchia

これは、どれだけ品質の良い記事を書いたとしても、自然検索に通用しなくなった。

という独立系メディアの終焉を示唆するような出来事でした。

ブログコンテンツは今後どうなるのか

すでに数年前からこの流れはありましたが、自然検索に頼らない流入経路を持つことでしか解決できないんじゃないかと思っています。

snsに告知をして記事に誘導する。とか、他メディアに引用してもらうとか。

記事の内容についても、

今の検索仕様上、個人が投稿するコンテンツは、大手メディアや法人が投稿するメディアより優先されることは、ほぼないです。

であれば、SEOを意識した記事を書くというより、ある程度閉鎖的なコミュニティの中で選ばれるオリジナリティのある記事を書く方が生き残る確率が高いんじゃないかと思っています。

実体験からくる自分の意見を投稿する記事。とかですね。

あくまで個人的な見解によるものなので、諸説あり。ですが。

ではでは。

会話している男性

著者:鈴木 たかつぐ(dig-it-design代表)

2017年ごろからホームページの制作に携わり、のべ200件以上のWEB制作に従事。 個人事業主として現在も鋭意制作中です。

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